ジョコビッチのカルロス・ラモス審判への批判内容は?二重基準の意味も!
2018/09/09
きのうの11日、テニスのウィンブルドン選手権男子シングルスで錦織圭選手とノバク・ジョコビッチ選手と準々決勝の試合がありました。
結果は、3-6、6-3、2-6、2-6で錦織圭選手は敗退してしまいました。もしも勝っていたら日本人として85年ぶりの4強進出をしていたそうですから間違いなくテニス界の歴史に残っていたでしょうね。。
ジョコビッチ選手は元世界ランキング1位という実力者で、今回の試合でジョコビッチ選手は錦織圭選手に対して13連勝したそうですからスゴイですね!錦織圭選手にとってジョコビッチ選手は立ちはだかる分厚い壁なんでしょうね。
しかし今回の試合において、ジョコビッチ選手はカルロス・ラモス審判に不満があったようですが...
目次
ジョコビッチが受けた警告や制裁の内容は?テニス1試合でバイオレーションを2度も!
錦織圭選手が得点を取った第2セットで、ジョコビッチ選手はラケットをコートに投げつけてカルロス・ラモス審判から「警告」の制裁を受けています。
もちろんラケットを投げつけるとテニスコートの芝生を傷めたり、ラケットを壊したりしてしまう恐れがありますのでペナルティを取られます。
さらに第4セットでもタイムバイオレーションを取られていましたね。
ちなみにテニスの試合でバイオレーションを取られると、どんな制裁が与えられるのかというと
1回目 警告
2回目 1ポイント
3回目 1ゲーム
4回目 失格
とのことです。
しかし4回もバイオレーションを取られるなんてことは滅多にありません。もしジョコビッチ選手もあと2回バイオレーションを取られていたら失格になってしまいますので、無視できない死活問題ですね~
万が一、失格者してしまったらトーナメントの賞金(アマチュアの場合は経費・日当)を貰えないうえ、他の種目にも出場できなくなるという罰則も与えられます。
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結果的に見るとジョコビッチ選手は錦織圭選手に勝利していますが、ルール上で見ると結構危ない状況だったんですね。
テニスコート上ではマナーを守ってプレイをしていきたいところですが、錦織圭選手やジョコビッチ選手のようにイライラしてしまうと正常な判断ができなくなってしまいますので怖いところです。。
ジョコビッチのカルロス・ラモス審判への批判内容とは一体?
ジョコビッチ選手は1試合で2度のバイオレーションを受けていますが、特に第2セットでテニスラケットを投げつけたときの警告が気に食わなかったそうです。
どうしてかというと錦織圭選手も第4セットでラケットをコートに投げつけていましたが、その時は警告が出なかったらしいです。
このことに対してジョコビッチ選手はカルロス・ラモス審判にダブルスタンダード「二重基準」であると批判をされています。しかもカルロス・ラモス審判は「見ていなかった」という理由だったそうで、それでジョコビッチ選手の怒りがさらに膨れ上がってしまったんでしょうね。
ウィンブルドン選手権という大きな試合でラケットを投げつける行為は、世界中で観戦している人々に悪い印象を与えてしまいます。子供の教育上もなおさらよろしくないですからね~
納得がいかなかったり気に気に食わない状況にどのような振る舞いをするのかが、プロ選手のスポーツマンシップの見せ所であると思いますね。
ジョコビッチがカルロス・ラモス審判に批判した「二重基準」の意味は?
第4セットで錦織圭選手もラケットを投げつけていたのにバイオレーションが取られなかったことに対し、ジョコビッチ選手がカルロス・ラモス審判に「二重基準」と批判されています。
二重基準というのは、同一のルールを適用しうる状況において、不公平・不平等に適用されるという意味です。まあ要するにフェアじゃないということです。
この怒りのあまりジョコビッチ選手は第4セットのタイムバイオレーションを取られた試合後に、カルロス・ラモス審判を睨んでボールをぶつける仕草をしていた様子が映っていたそうですね。
もはやスポーツマンシップのかけらもないです。。 不公平なのが気に食わない気持ちも分かりますが...
試合において審判の判定は絶対ですが、結局のところ審判も人間ですので不確実なところもあって難しいところですね。
最近でもパリーグで、オリックス-ソフトバンク戦で右翼ポール際への飛球でリプレー誤審があったという問題もありましたので...
今回はこれで以上となります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。