クロマグロが絶滅危惧種で規制しているのに北海道で取りすぎる理由

      2018/07/30

回転寿司でもよく見かける定番ネタのマグロ。

赤身はさっぱりとした食感とあっさりとして食べやすいので多くの人から好まれています。

大トロは霜降り肉にも負けず劣らずのさしが美しく、口に入れた瞬間、咀嚼せずとも旨味が一気に広がりますよね。

僕なら想像しただけでマグロの刺身が食べたくなりますね(笑)。

魚のお刺身が好きな方なら、特にマグロの美味しさは上位に入るんじゃないでしょうか?

マグロにもビンチョウマグロ、キハダマグロなどのいろいろ種類がありますが、なかでも最高級のクロマグロが一番名高いです。

マグロの王様、黒いダイヤとも呼ばれるほどの存在です。天然ものなんて余裕で数百万円しますからね。

今年の築地の競りでは3千万円を超えるくらいなんで、確かに納得できます。

最近でも北海道のとある漁協が小型のクロマグロの取りすぎで迷惑料を1億5000万円支払いを命じられる事態がありました。

今回は、北海道で取りすぎてしまうのはどうしてか?ということについて伝えていきたいと思います。

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北海道はクロマグロを漁獲しすぎる理由

なんかタイトルを見ていると北海道は意図的に取りすぎたかなって思いますが。

実際は、クロマグロを取りすぎてしまったというよりは定置網に大量に入ってしまったというほうが正しいです。

定置網というのは、簡単に言えば海中の定まった場所に網を設置し、泳いでくるする魚の群れをを誘い込むことで漁獲する網です。

巻き網などの魚を追いかける漁とは違って、過剰漁獲に陥りにくい、 継続的な漁業が可能な環境に優しい漁法と言われています。

にもかかわらず、サケやブリを狙った定置網を設置したのが仇となって、取るつもりのなかった小型のクロマグロが大量に漁獲されてしまった、ということです。

マグロの刺身

なぜ国内でクロマグロの消費量が一番多いのか?

マグロの消費量が一番多いのは日本国内です。

おもに日本人の多くが「クロマグロでもなんでも安く気軽に食べたい」という作り出された消費者の需要があるからです。

規制の対策として、養殖をするのにも莫大なお金と大量の未成魚が必要です。

マグロは超大型魚で常に泳ぎ続けるのに大きな運動エネルギーが必要ですので、餌代もバカにならないです。

また養殖は育てるマグロの稚魚が必要ですので、結果として自然界でマグロを減らしてしまいます。

全国のスーパーマーケットや回転寿司店などがクロマグロを安価で大量に取扱うようになったことも、要因の一つといえます。

確かに日本人ってグルメな民族だなぁとは思いますが。

それで日本食は美味しいあまり、日本人の舌が世界的に見ても肥えているんじゃないかなと僕は考えています。

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今後、クロマグロの漁獲量はどうなっていくか?

確かに規制を強化すれば、国内の漁獲量減ってクロマグロの資源は復活し、後々沢山捕ることが出来るようになるかもしれません。

その代わり、10年以上我慢しなくてはいけないんですけどね。

かといって取りすぎると、せっかく増えてきた親魚を再び減らすことにもなりかねません。

そういった増えたり減ったりのジレンマがあって中々難しい問題ですね。困っているのは漁業関係者だけでなく、僕たち消費者にも言えることです。

近年は海外でも寿司が人気になってきたこともあって、マグロだけでなくほかの魚介類の消費量は間違いなく増えると思います。

もしも、お店や食卓で食べられなくなったと考えるとツライことには変わりないですが。

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