【第3試合(14:00)星稜(石川)-習志野(千葉)】

星稜は1回戦で履正社(大阪)の強力打線から17三振を奪い、3安打完封したエース奥川恭伸投手(3年)が盤石だ。130球を投げたが中4日で登板できる。初戦で見せたように、途中から力を加減できる器用さがあり死角は少ない。

奥川の力投に応えるように、履正社の好左腕、清水大成(3年)らから3点を奪った打線も上り調子。普段は下位を打つ有松和輝外野手(3年)が左腕対策で初めて2番に入り2安打するなど、各選手が林和成監督(43)の期待する役割を果たした。

4番の内山壮真内野手(2年)は1回戦で無安打だったが、調子はよく、2四球が示すように出塁率が高い。後ろを打つ主将の山瀬慎之助捕手(3年)が3安打と好調で、打線の流れはよくなっている。

打線が奮起して奥川を温存できる展開になれば、チームは石川県勢初の頂点へ、さらに加速する。

◆星稜の主なOB 元ヤンキース松井秀喜。メルボルン・ビクトリー本田圭佑

習志野は1回戦で日章学園(宮崎)に8-2で勝利。初回に相手失策も絡め一挙7点を挙げる機動力野球で圧勝した。6つのバントも絡めた手堅い攻撃も光った。

先発して7回1/3を投げた左腕の山内翔太投手(2年)は、130キロ台の直球と変化球を低めに丁寧に投げ6回まで1安打に抑え、持ち味を存分に発揮。7回以上を投げたのは高校に入って初めてで、味方の大量援護で波に乗った。リリーフしたエースの飯塚脩人投手(3年)は初戦では球が高めに浮き被安打2だっただけに、復調が待たれる。

初戦では二遊間の鉄壁の守りも再三、投手を助けた。昨秋からの継投策と堅い守りでリズムに乗り、プロ注目の星稜のエース奥川に対し、わずかなチャンスをバントと足を絡めた機動力野球で打ち崩すことができるか。「美爆音」と呼ばれるブラスバンドの応援が、選手たちを後押しする。

◆習志野の主なOB 元中日谷沢健一、元阪神掛布雅之、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也

引用:https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201903270000312.html